EOS M3はここが変わった!M2との比較レビュー10項目

Canon EOS M3

2015年3月下旬発売予定のキヤノン ミラーレス一眼の最新機種「Canon EOS M3」について、先代のM2比較して何処がどう変わったのか。10個の項目にわけてご紹介いたします。

目次

AFスピードが3.8倍速くなった

ハイブリッド CMOS AF IIが「ハイブリッド CMOS AF III」に進化しました。YoutubeにアップされているCanon公式の比較動画をみれば一目瞭然で、確かにAFスピードが速くなってますね。初代のMからM2ほどドラスティックなスピードアップではありませんが、さらにストレスの少ない撮影が楽しめそうです。

AF測距点が31点から49点に増えた

測距点(=画面内でAFが駆動するポイントの数)は多ければ多いほどピントを置きたい場所の選択肢が増えるので嬉しいですね。ちなみに、AFカバーエリアが広がったわけではないので、M2よりも細かく指定できるようになったという感じです。

AFのカバーエリア(横幅)が10%減った

M2は画面内の縦80%x横80%をAFエリアでカバーしていましたが、M3になって横が70%になってしまいました。私は画面の端っこにピントを置くような撮影はあまりしないので気になりませんが、人によっては重要なポイントだと思います。ちなみに、M3ではMFでフォーカスピーキング(ピントがあっている場所に縁取りが表示されて合焦位置を教えてくれる機能)が使えますので、端っこにある被写体にピントを置きたい場合はMFでパッと決めたいですね。

AFの測距輝度範囲が-1EV狭くなった

測距輝度範囲(=AFが正常に動作する明るさの範囲)が先代のEOS M2は1~18EVでしたが、M3になって2〜18EVになってしまいました。今の時代-1EVや-2EVでも検出できるのが当たり前ですのでちょっと心細い感じがしますね。普通に撮影するぶんにはさして気にならないと思いますが、頻繁に薄暗い場所で撮影される方はちゃんと確かめてから購入された方が良いです。

デザインのエルゴノミクスが増した

ボディデザインはドラスティックな変化を遂げました。まず目につくのはたっぷりとしたグリップで、触るまでもなくホールド性が高まっているのが見てとれます。先代の美点だったシャッターボタンの押しやすい取付角はしっかり踏襲されていて嬉しいです。全体のフォルムも洗練度が増していて高級感があります。

Canon EOS M3 表面

ボタンやダイヤルが増えて操作性が向上した

シャッターボタンに配された絞りやシャッタースピードを調整する電子ダイヤル、露出補正ダイヤルAFフレーム選択、ISO感度設定、MF切り替え等の専用ボタンが増えて、これまでのMシリーズよりも各段に操作性が向上しています。先代まではタッチパネルでしか操作できない項目が色々あったので、かなり嬉しいです。中でもAFフレームの選択が十字キーできるようになったのはポイント高いです。また、背面液晶は上180度、下45度の可動域を持つチルト式になったので、自分撮り含めた様々なポジション・アングルで撮影することができるようになりました。

Canon EOS M3 裏面

有効画素数が1800万から2420万に増えた

APS-Cセンサーに2420万画素ってどうなの?という懸念を抱く方もおられると思いますが、こちらの撮影サンプルを見る限り、(当然ながら私の主観的意見ですが)高精細で美しいと思います。M2と比較して激的に変わったかと言えばそうではありませんが、着実な進歩を感じます。それに画素数アップはトリミング耐性も増すので私は大歓迎です。

Canon EOS M3 撮像センサー

画像処理エンジンが最新のDIGIC 6になった

最新のDIGIC 6になった事によって、プラス620万画素増やしたことによるネガティブな影響を最小限に押さえています。連写枚数こそ4.6コマ/秒から4.2コマ/秒と極わずかに少なくなりましたが、ISO感度は100~12800で据え置きです。

DIGIC 6

EVFが使えるようになった

これまでG1 X Mark IIでしか使えなかった電子ビューファインダー「EVF-DC1」が使えるようになりました。これで背面液晶が見えなくなってしまうような晴天下でも快適に撮影できますね。ちなみに接眼部は90度上に向けることができるので、ローアングル撮影やウエストレベル的な構え方での撮影も楽しめます。

EVF-DC1

2万円以上お得なEVFキットが限定25000台!

最後に、これはM2との比較とは関係ない話になってしまいますが、EOS M3はEVFキットがべらぼうにお得です。電子ビューファインダー「EVF-DC1」の単体価格は¥25,353なのですが、EOS M3のボディのみの価格が¥55,210で、ボディ+EVFキットが¥58,126という価格設定になっていますので、差し引きたったの¥2,916で¥25,353のEVFがゲットできてしまうんです。同時に行われるキャッシュバックキャンペーンは最大でも¥18,000バックですので、EVFキット購入の方がお得度が上です。ここへきてキヤノンが本気でミラーレスを売りにきてますね。

ちなみに、2015年2月8日現在このEVFはオークションで2万円前後で取引されています。当然ながらこのキャンペーンの影響で値下がりはすると思いますが、それでも¥2,916以上にはなるでしょうから、EVFがいらない人でもEVFキットを購入された方がお得になると思います。限定2,5000台ですので欲しい方は早めにご予約ください。※EVFキットの詳細はこちらのエントリー「Canon EOS M3は2万円以上お得なEVFキットがオススメ!」でご紹介しております。