防水カメラ性能比較オリンパス,ニコン,キャノン,リコー,ソニー他

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough

OLYMPUS STYLUS TG-3 Toughの魅力は耐衝撃:2.1m、耐荷重:100kg、耐寒:-10℃というタフカメラとしての基本性能の高さに加えて、トップクラスの防水性能(耐水深15m)と開放F2というレンズの明るさ、ゴテゴテしがちな防水カメラらしからぬスタイリシュなボディデザインではないでしょうか。撮影可能枚数も380枚と電源もタフですし、最新のカメラらしくGPSやWi-Fiにも対応しており、インターバル撮影やカメラ内でタイムラプス動画を生成する機能まであります。撮影後の楽しみが色々ありそうなカメラですね。今回比較したカメラの中では一番値段が高いですが。基本性能の高さとスタイリッシュさを求める人には最適な防水カメラです。


OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough

OLYMPUS STYLUS TG-850 Toughの魅力は、他の防水カメラにない21mの超ワイドな画角と、上方に180度チルトする液晶モニターで、なんと水中で液晶モニターを見ながら自分撮りすることが可能です。それ以外にも例えば90度にチルトすれば、自分の顔は水につけずに水中を撮影することができたりと工夫次第で様々な使い方ができ、表現の幅が広いです。耐水深は10mですが、海での普段使いには必要十分。21mmの超広角を活かした友達や家族との水中記念写真とかすごく楽しそうですね。可動式の液晶モニターが搭載された防水カメラはTG-850だけなので、そのようなニーズがある方はTG-850に決定です。ちなみにタフネスは耐衝撃:2.1m、耐荷重:100kg、耐寒:-10℃と最高水準なので安心して使えます。値段も¥21,800と手頃なのが嬉しいですね。


OLYMPUS STYLUS TG-835 Tough

OLYMPUS STYLUS TG-835 Toughはオリンパスの防水カメラの中ではエントリーモデルという位置づけで、画像処理エンジンが一世代古い「TruePic VI」であったり、マクロも2cmであったり(TG-3やTG-850は1cm)、開放F値も暗いですが、かわりに焦点距離がオリンパス防水カメラ最長の140mmと望遠に強いのと、GPSが搭載されていることが特徴です。タフネスはTG-850と同じ耐衝撃:2.1m、耐荷重:100kg、耐寒:-10℃、防水:耐水深10mです。一方、価格は¥19,980とTG-850と大差ないので、GPSや140mmの望遠が必要のない方は、TG-850を選択した方が幸せになりそうです。


Nikon AW120

Nikon AW120で特筆したい魅力は、防水性能が耐水深18mと今回比較した中でトップ2であることと、レンズの開放F値がF2.8と明るいこと、液晶モニターが92万ドットと高精細なことの3点です。特に防水カメラの液晶モニターは各メーカー46万ドットがスタンダードなのですが、2014年現在の一般的なデジカメは92〜104万ドットが当たり前で、46万ドットは1.5世代ぐらい古い印象を受けますので、そこにきちんと配慮したAW120の液晶スペックはきちんと評価したいです。焦点距離も24-120mmと広角・望遠共に他社カメラと比べて少し有利ですし、タフネスも耐衝撃:2m、耐寒:-10℃と心強いです。おまけにGPS、Wi-Fiがついて価格は¥22,261とかなり安い部類なので、コストパフォーマンスが非常に高い防水カメラですね。


Nikon S32

Nikon S32は今回比較した中で唯一1万円を切る低価格(¥9,269)が魅力ですね。そのかわりセンサーサイズが小さく、画素数も1317万画素と少なく、液晶も23万ドットと、値段なりに性能も少し低いですが、タフネスは耐水深10m、耐衝撃1.5m、耐寒い-10℃と、タフカメラとして必要十分な性能がありますので、このカテゴリのカメラを手軽に楽しむのには最適ではないでしょうか。また、子供が使うことを想定した「ひらがな表示・アイコン表示」というモードもあるのも面白いですね。


防水カメラ TG-3、TG-850、TG-835、AW120、S32 比較

OLYMPUS OLYMPUS OLYMPUS Nikon Nikon
TG-3
Tough
TG-850
Tough
TG-835
Tough
AW120 S32
価格 ¥39,475  ¥21,800  ¥19,980 ¥22,261  ¥9,269
発売日 2014.6.12 2014.3.20 2014.2.28 2014.2.27 2014.2.27
防水性能(水深) 15m 10m 10m 18m 10m
防塵性能 IP6X IP6X IP6X IP6X IP6X
耐衝撃性能 2.1m 2.1m 2.1m 2m 1.5m
耐荷重性能 100kgf 100kgf 100kgf 非公開 非公開
GPS
Wi-Fi
センサー 1/2.3型 1/2.3型 1/2.3型 1/2.3型 1/3.1型
有効画素数 1600万画素 1600万画素 1600万画素 1605万画素 1317万画素
画像処理エンジン TruePic Ⅶ TruePic Ⅶ TruePic Ⅵ EXPEED C2 EXPEED C2
焦点距離 25-100 21-105 28-140 24-120mm 30-90mm
開放F値 F2-4.9 F3.5-5.7 F3.9-5.9 F2.8-4.9 F3.3-5.9
光学ズーム倍率 4倍 5倍 5倍 5倍 3倍
最短撮影距離 1cm 1cm 2cm 1cm 5cm
液晶モニター 3.0型
46万ドット
3.0型
46万ドット
3.0型
46万ドット
3.0型
92万ドット
2.7型
23万ドット
液晶可動 上:180度
露出補正 ±2EV ±2EV ±2EV ±2EV ±2EV
ISO感度(ベース) 100-6400 125-6400 125-6400 125-1600 125-1600
シャッタースピード 1/2-1/2000秒 1/2-1/2000秒 1/4-1/2000秒 1-1/1500秒 1-1/2000秒
動画 フルHD フルHD 60p フルHD 60i フルHD 30p フルHD 29.97p
ハイスピード動画
内蔵ストロボ/LED
手ぶれ補正
手ぶれ補正効果 非公開 非公開 非公開 3.0段分 非公開
連写 約5コマ/秒 非公開 非公開 非公開 非公開
起動時間 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開
AFスピード 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開
撮影タイムラグ 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開
撮影間隔 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開
顔認識
パノラマ撮影
インターバル撮影
タイムラプス動画
動作環境(温度) -10℃~? -10℃~? -10℃~? -10~40℃ -10~40℃
動作環境(湿度) 85%以下 85%以下
撮影可能枚数 380枚 300枚 300枚 350枚 220枚
寸法(mm) 111.5x65.9x31.2 109.9x64.1x27.6 109.5x66.5x28.4 110.1x66x25.8 107.6x66.1x40.4
重量 247g 218g 214g 213g 175g
カラー ブラック
レッド
ホワイト
ブラック
ブルー
シルバー
レッド
ブラック
迷彩
ブルー
ホワイト

Canon PowerShot D30

Canon PowerShot D30は防水カメラとして最も訴求しやすい防水性能をナンバー1(耐水深25m)にしてくるあたりがニクイですね。ただ、耐水深以外のタフネスは特筆する部分もなく、画素数は1210万画素と他社カメラと比べて少ないですし、画像処理エンジンも2世代も古いDIGIC4で、F値も暗く、シャッタースピードも遅いので、なんだかあまり魅力がない感じがします。そもそも25mまで潜れるダイバーは稀なようですし、仮に潜れたとしてもそこまで深く潜る場合はカメラ自体が防水だとしてもさらに水中ハウジングを装着するのが常識のようですから、カメラそのものに耐水深25mの機能があること自体がそこまでメリットがないような気がしてしまいます。唯一、レンズの焦点距離が25-140mmと幅広い用途に対応しているところが救いでしょうか(望遠側が140mmまである他カメラの場合、広角側は28mmまでです)。


RICOH WG-4 GPS

RICOH WG-4 GPSは基本性能が高いOLYMPUS TG-3 Toughとほぼ同じですね。耐水深14m、耐衝撃2m、耐荷重100kg、耐寒-10℃、有効画素数1600万画素、焦点距離25-100mm、開放F値F2-4.9、液晶モニター3型46万ドットとよく似ています。インターバル撮影やタイムラプス動画の生成機能はありませんが、その代わり値段が1万6千円も安いのが魅力的です。デザインの方向性はスタイリッシュなTG-3とは真逆で、防水カメラ然とした実用性優先のフォルムです。スタイリッシュさが不要な方は圧倒的に経済的なWG-4がオススメですね。というか、こういうタフなイメージを想起させるゴツゴツした見た目が好きな人は多そうです。このカメラは売れているんじゃないでしょうか。


RICOH WG-30W

RICOH WG-30Wは焦点距離の望遠端が長い点とWi-Fiが搭載されている点を覗いて、その他の性能はWG-4を少しづつスペックダウンしたようなカメラですね。そのくせ発売時期が2014年12月なため価格が¥31,589と、性能で上回るWG-4に比べて8千円も高いので、コストパフォーマンスが低いです。というか、今回比較したカメラの中で一番コスパがわるいですね。Wi-Fiが搭載されていて望遠が140mmまである防水カメラはこのカメラと、富士フィルムのXP70だけですが、XP70はいささか性能が低いので、それだったら望遠は120mmで我慢して、基本性能で圧倒的に上回るNikonのAW120を買った方が幸せになれると思います。


SONY DSC-TX30

SONY DSC-TX30は今回比較したカメラの中で唯一2013年発売のカメラですが、防水カテゴリNo.1の小型軽量ボディに、これまたNo.1の3.3型122.9万ドットという大きく高精細な液晶モニターが魅力的です。焦点距離も26-130mmと広く、タフネスも耐水深10m、耐衝撃1.5mと必要十分、値段も¥23,732と安価な部類なので、とにかく小さい防水カメラが欲しい方はこのカメラに決定じゃないでしょうか。


FUJIFILM FinePix XP70

FUJIFILM FinePix XP70は発売時期がほぼ同じで価格が¥9,269で一番安いNikon S32よりちょびっと性能が良いぐらいなのですが、それで値段が¥14,500と5千円以上高いので、今ひとつパッとしない印象です。このレベルのセンサーでは「フィルムメーカーとしての色再現性が〜」みたいな褒め方も苦しいですし。正直あまりオススメできないカメラですね。


防水カメラ D30、WG-4、WG-30W、TX30、XP70 比較

Canon RICOH RICOH SONY FUJIFILM
PowerShot
D30
WG-4 GPS WG-30W DSC-TX30 FinePix
XP70
価格 ¥26,200 ¥23,008 ¥31,589  ¥23,732 ¥14,500 
発売日 2014.3.13 2014.3.25 2014.12 2013.4.5 2014.2.22
防水性能(水深) 25m 14m 12m 10m 10m
防塵性能 IP6X IP6X IP6X IP6X IP6X
耐衝撃性能 2m 2m 1.5m 1.5m 1.5m
耐荷重性能 非公開 100kgf 100kgf 非公開 非公開
GPS
Wi-Fi
センサー 1/2.3型 1/2.3型 1/2.3型 1/2.3型 1/2.3型
有効画素数 1210万画素 1600万画素 1600万画素 1890万画素 1640万画素
画像処理エンジン DIGIC 4 BIONZ 非公開
焦点距離 25-140mm 25-100mm 28-140 26-130 28-140
開放F値 F3.9-4.8 F2-4.9 F3.5-5.5 F3.5-4.8 F3.9-4.9
光学ズーム倍率 5倍 4倍 5倍 5倍 5倍
最短撮影距離 1cm 1cm 1cm 1cm 9cm
液晶モニター 3.0型
46万ドット
3.0型
46万ドット
2.7型
23万ドット
3.3型
122.9万ドット
2.7型
46万ドット
液晶可動
露出補正 ±2EV ±2EV ±2EV ±2EV
ISO感度(ベース) 100-3200 125-6400 125-6400 80-3200 100-3200
シャッタースピード 15-1/1600秒 1/4-1/4000秒 1/4-1/4000秒 4-1/1600秒 1/4-1/2000秒
動画 フルHD 24p フルHD 30p フルHD 60i フルHD 60i
ハイスピード動画
内蔵ストロボ/LED
手ぶれ補正
手ぶれ補正効果 1.5段分 非公開 非公開 非公開 非公開
連写 約1.9コマ/秒 非公開 非公開 約10コマ/秒 約10コマ/秒
起動時間 1.1秒 非公開 非公開 1.1秒 非公開
AFスピード 0.23秒 非公開 非公開 非公開 非公開
撮影タイムラグ 0.27秒 非公開 非公開 0.1秒 非公開
撮影間隔 非公開 非公開 非公開 0.8秒 非公開
顔認識
パノラマ撮影
インターバル撮影
タイムラプス動画
動作環境(温度) -10~40℃ -10℃~? -10℃~? -10℃~? -10~40℃
動作環境(湿度) 10~90% 10~80%
撮影可能枚数 300枚 240枚 300枚 250枚 210枚
寸法(mm) 109.4x68x27.5 125x64.5x32 122.5x61.5x29.5 96.4x59.3x15.4 104.1x66.5x25.9
重量 218g 236g 194g 140g 179g
カラー ブルー ブラック
ブルー
グレー
オレンジ
シルバー
オレンジ
イエロー
ブルー
オレンジ
             
           

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