レンズ用語:インナーフォーカス → 望遠ズームレンズは焦点距離の変化に注意

インナーフォーカスとは、ピントを合わせる際にレンズ内部の光学系の一部だけを動かすことで合焦させる機構。レンズの全群を動かしてピントを合わせていた従来の方式と比べて、合焦速度を高速化することができ、レンズの全長も変化しないといったメリットがあります。

一方、撮影距離によって倍率(画角)が変わってしまうというデメリットもあり、注意が必要です。特に近接撮影時では顕著で、例えばニコンの高性能ズームレンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIの場合、最短撮影距離1.4mでの撮影における実効焦点距離は60-130mmになってしまいます。

この辺りはあまりきちんと記載されていないので、特に倍率変化が大きくなりがちな高倍率ズームレンズを購入する際にはきちんと確認した方がよいです。ちなみにキヤノンのEF70-200mm F2.8L IS II USMは最短撮影距離1.2mmで実効焦点距離70-195mmになります。

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