テザー撮影用ノートPCを比較検討 MacBook Air, Pro, VAIO Pro 11, 13

これまでテザー撮影というものをしたことがなかったのですが、試しに自宅のiMacとLightroom5にライカSを接続してみたところ、撮った画像を大きなモニターですぐ確認でき、その場で完成イメージをパッとつかめるその有用性に関心したので、屋内外どこでもテザー撮影ができるフットワークの軽いノートPCを購入することにしました。

ちなみに、レタッチや現像はiMacでやるので購入するノートPCは撮影専用マシンという位置づけですが、テザー撮影を行うのに過不足のないスペックというものが正直よくわかりません。なのでとりあえずはiMac(3.4GHzクアッドコアIntel Core i7、メモリ32GB、128GB SSD + 3TB HDDのフュージョンドライブ)での感覚値をベンチマークにしようと思ったのですが、肝心のライカS(Typ006)の方がUSB3.0に対応しておらず、根本的にデータ転送速度が遅いので、どんなにハイスペックなPCを買ってもCFカードへの書き込みのようなスピード感でテザー撮影を行うのは無理っぽいことがわかりました。

そんなこんなで、選定基準は曖昧なままですが、とりあえず小型軽量で、Lightroomがストレスなく動きそうなスペックで、ロスレス圧縮のDNGファイルを数千枚はストレージできるPCという基準で探してみたところ、最終候補に挙がったのがこのエントリーのタイトルにもあるMacBook AirやPro、はたまたVAIO Pro 11や13でした。

それらのマシンスペックを比較したものが下表ですが、こうしてみるとどのPCにも一長一短があり、どれも決め手に欠けます。小型軽量で選べばVAIO Pro11だけどSSDがPCIe接続ではない。値段で選べばMacBook Airだけど画面の解像度が低い。モニターの美しさで選べばMacBook Proだけど重量が一番重い。最もバランスが良さそうなのはVAIO Pro 13だけど値段が一番高い、などなど。何を重要視するのか今一度自分の中で明確にしなくてはいけませんね。それにしても重量についてVAIOの方が軽いのは意外でした。MacBook Airが一番という先入観がありましたが、11インチの比較で310g、13インチに至ってはで610gもVAIOの方が軽い。軽量感で選ぶなら圧倒的にVAIOですね。

【追記】
VAIO Proは実機の質感がチープで剛性感もない(端を持つとたわむ)という評価がネットで散見されるので、買うにしても必ず実機を確認してからと思っています。

MacBook Air 11 MacBook Pro
Retina 13 [NEW]
VAIO Pro 11 VAIO Pro 13
価格(税抜) ¥163,800 ¥195,800 ¥200,000 ¥220,000
プロセッサ 1.7GHzデュアルコア
Intel Core i7
3.0GHzデュアルコア
Intel Core i7
2 GHzデュアルコア
Intel Core i7
2 GHzデュアルコア
Intel Core i7
メモリ 8GB 8GB 8GB 8GB
SSD 512GB(PCIe) 512GB(PCIe) 512GB(SATA) 512GB(PCIe)
解像度 1366 x 768 pixel 2560 x 1600 pixel 1920 x 1080 pixel 1920 x 1080 pixel
サイズ(cm) 1.7 x 30 x 19.2 1.8 x 31.4 x 21.9 1.58 x 28.5 x 19.7 1.58 x 32.2 x 21.6
重量(kg) 1.08 1.57 0.77 0.96

※ちなみに、VAIOの方はプロセッサのコア数について詳細仕様ページにも記載がないのですが、価格.comでみるとコア数は2となってますのでデュアルコアと表記しました。こういうのは公式サイトにもちゃんと書いて欲しいですね。


Portrait : Leica S, 120mm, Profoto B1 500, Magnum Reflector, Grid 10°


Leica S (Typ006) ; APO-MACRO-SUMMARIT-S 120mm f/2.5 CS

1× Profoto B1 500 AirTTL off-camera flash
1× Magnum Reflector
1× Grid10°
1× Air Remote

グリッド付きのマグナムリフレクターを装着したProfoto B1 500 AirTTLを、モデルに向かって正面より少し右寄りの上方から照射して撮影。撮影時は縦位置でしたが、横位置の方が画に余韻が生まれるのでPhotoshopで横幅を2倍にして両サイドに黒を足し、肌の調子を一通り整えた後にLightroomでJPEG出力しました。露出は一切補正していません。調光はセコニックのライトマスタープロ「L-478D」を用いてマニュアルで行いました。

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Photography by KATSUHIKO WAKAYAMA
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Portrait : Leica S, 120mm, Profoto B1 500, Translucent Umbrella


Leica S(Typ006); APO-MACRO-SUMMARIT-S 120mm f/2.5 CS

1× Profoto B1 500 AirTTL off-camera flash
1× Translucent Umbrella
1× Air Remote

モデルに向かって右斜上45度から、Amazonで6000円ぐらいで購入したノーブランドのトランスルーセントアンブレラ(60インチ)越しにProfoto B1 500 AirTTLを照射して撮影。Phoshopで肌の調子を良くした後、LightroomでJPEG出力しました。調光はセコニックのライトマスタープロ「L-478D」を用いてマニュアルで行いました。それにしてもこのアンブレラ、安いわりには骨格がシッカリしていて安心感がありました。

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Photography by KATSUHIKO WAKAYAMA
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Portrait : Leica S, 120mm, Profoto B1 500, Softlight Reflector White

Leica S(Typ006); APO-MACRO-SUMMARIT-S 120mm f/2.5 CS

2× Godox V850 clip-on flash(optical slave)
1× Profoto B1 500 AirTTL off-camera flash
1× Softlight Reflector White(a.k.a Beauty Dish)
1× Air Remote
1× Reflector White

まず背景を光学スレーブモードにしたGodox V850×2台で白に飛ばし、モデルのほぼ真正面からプロフォトのソフトライトリフレクター(白)を付けたProfoto B1 500 AirTTLを照射して撮影。ちょっと肌がギラギラしすぎたのでPhotoshopでマットに調整しつつ、サングラスに写り込んだ発光面にはブラーをかけました。ブームを持っていないのでB1をど真ん中にセッティングできなかったのが心残りです。

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LEICA APO-MACRO-SUMMARIT-S 120mm f/2.5 CS


Canon EOS M2; EF-M18-55mm f/3.5-5.6 IS STM

1× Godox V850 clip-on flash
1× Godox Cells II

高解像度である必要がない商品写真を撮影する際は主にキヤノンのEOS M2を使用しています。このカメラが小さいくせにホントよく写ります。35mmフルサイズや中判と比べて高周波成分の多い撮影対象の場合には当然見劣りしますが、こういった写真では遜色がありません。子供の撮影にも大活躍してますし、キヤノンのカメラってやっぱりスゴイです。ちなみに、この写真はAPO-MACRO-SUMMARIT-S 120mm f/2.5 CSを購入した記念に撮った1枚ですが、東急ハンズで買った白いボード2枚で床と壁をつくり、Godox V850を部屋の天井にバウンスさせて撮影し、LightroomでJPEG出力しました。

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