APO-SUMMICRON-M f2/50mm ASPH. アポズミクロン 50mm F2 納品状況等

昨年6月に注文を出したアポズミクロン50mm/f2。当時「1年待ち」と言われており、その1年がそろそろ経とうとしているので、ライカショップさんに状況を確認してみたところ、2014年の納品数は2本で、私の順番は現在、前から8番目だそうです。今年の出荷本数が2本ということは約3ヶ月に1本のペースということで、仮に今後もそのペースで納品が進むとなると・・・どうやら私の手に届くのは2016年の今頃になりそうですね。いやはや、気長に待つとしましょう。

追伸:2015年2月21日に無事納品されました。
詳細はこちら「LEICA APO-SUMMICRON-M 50mm f/2 ASPH. 開封の儀

ライカ 関連書籍


キヤノン Canon EOS M2 インプレッション

家族と一緒に出かける時用(特に娘の撮影用)にCanon EOS M2を購入しました。広角から中望遠までいけて、荷物にならず、かつ手軽に綺麗な写真が撮れるカメラが良かったので、購入条件は手のひらサイズのボディで、APS-C以上のセンサーを搭載していて、肌色が綺麗に出て、接写に強く、AFがそれなりに早く、タッチシャッターが使えて、見た目がシンプルで、妻も簡単に扱えて、かつ値段がそこそこ安い、そんなカメラを探したところEOS M2にたどり着きました。ソニーのNEX-5Tも180度チルトする液晶やタッチシャッターのレスポンスなど、EOS M2よりも良い点がありましたが、タッチパネルが感圧式であったり、常用レンズの接写性能がEF-Mレンズより劣っていたり、そもそも見た目が好みじゃなかったりしたので、EOS M2に決定しました。

ついでにケンコーから発売されているEF-MマウントでライカMレンズが使えるMマウントアダプターと、液晶でのMF用に液晶ビュー ファインダーも購入して、ライカのレンズ資産も活用できるようなシステムを組みました。この液晶ビューファインダーは三脚穴に固定できる金属フレームとマグネットが仕込まれた接眼部を磁力でくっつけて使う物なのですが、実は1世代前のEOS M専用のものなのでボディサイズが小さくなっているM2に装着するとド真ん中ではなく若干右にズレた状態になります。しかし、液晶全域がちゃんと見えるので実用に問題はありません。これを使えばEOS M2の煩わしい拡大MF(なんとMF設定ではシャッター半押しで通常状態に戻ってくれない!)に頼らず、巨大なファインダーでフォーカシングできるので、マウントアダプター経由でMFレンズを使いたい方には強くオススメします。


Canon EOS M2 + LEICA APO-SUMMICRON-M 90mm f/2 ASPH. + LCD Viewfinder

まだ全然撮影していないので描写性能や操作性等について評価するのは時期尚早ですが、やっぱりキヤノンの肌色は良いですね。5D Mark IIや1D Xを使っていた頃から変わらない印象ですが、人肌を実に健康的に描写してくれます。そんなキヤノン品質の写真がタッチシャッターでサクサク撮れる感覚はなかなか新鮮でした。ちなみに、タッチでシャッターを切る時は、画面を触った指はしばらくそのままにして、シャッター幕の駆動が完全に終了するまで(なんだったらプレビューが表示されるまで)動かさないのが上手に撮るコツです。最初「何かブレるなぁ」と思っていたのですが、それはスマートフォンのタップのような感覚ですぐ指を離していたのが原因でした。タッチした指はそのままカメラを固定させるイメージで、カメラを支えている両手と共にグッとホールドしましょう。

その他の操作性はライブ1点AFでAFエリアを十字キーで移動できないこと以外は概ね満足です。AFは速やかに合焦しますし、シャッターフィーリングも小気味良いです。タッチ操作も簡単で、迷うこと無くカメラを掌握することが出来ます。私の基本セッティングはAv(絞り優先AE)モードのライブ多点AFでタッチシャッターはON。シャッター半押しでカメラが判断したピントの位置が気に入らない場合だけタッチシャッターでフォーカスエリアを直接指定して撮影することが多くなりそうです。

最後に「あ〜そこダメなんだ」と思った点を1つ。EOS M2は露出シミュレーションをオフにできません。私は汎用ストロボでよく物撮りをするのですが、常用の最低ISO感度で、被写界深度を深くすると室内では画面が真っ黒になってしまいフレーミングができません。普通はこういう時のために露出シミュレーションをオフにして常に標準露出で表示するモードが用意されているのですが、EOS M2には付いていません。これはちょっと残念でした。そんなこんなで、少々文句もありますが、逆にそれ以外のポイントはほぼ満足しているということで、総じてEOS M2はキビキビ撮れる気持ち良いカメラだと思います。今後の撮影が楽しみです。

【追記】
思えば当然ですが、純正ストロボの場合は液晶表示が標準露出にキープされることを確認しました。カメラ側がストロボを認識すると自動的に液晶表示が標準露出キープに切り替わるようです。汎用ストロボの場合はカメラがストロボを認識しないので、カメラの露出設定そのままが表示されるということでした。ま、いづれにしても露出シミュレーションOFFの機能は欲しいところです。

Canon EOS M, M2 関連商品

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等倍ビューファインダーの魅力 - Leica & Voigtlander Viewfinder 1x

先日入手したSBOOI(ライカ製の50mmファインダー)を使ってみて等倍ファインダーの素晴らしさに感心したので、矢継ぎ早に75mmと90mmも入手いたしました。当初はSIGMA DP Merrillシリーズで使うことが目的でしたが、今後はM型ライカでも積極的に使っていく予定です。実用の面で言えばピント確認はできないし、パララックスの補正機能も(90mm以外は)付いていないので、撮影には手間と技術が必要になりますが、肉眼そのままの広い視野に浮かぶブライトフレームで対象を直接切り取るような生々しい感覚は、一眼レフのOVFやミラーレスのEVFでは得られないもので、写真を撮る時に私が大切にしている「よく見る」という作業がとてもやりやすいです。もっとも、すべての撮影を等倍ファインダーで行うのは不可能なわけですが、この心地良さ、自然さは一度味わうとハマりますね。ちなみに、下の写真は前々からもっていた15mmと21mm用のファインダーを含めた、私の所持する外付けファインダー達です。


Brightline Viewfinder
Voigtlander 15mm, 21/25mm, 75mm, LEITZ 50mm"SBOOI", Voigtlander 90mm

1× Godox V850 clip-on flash

Photography by KATSUHIKO WAKAYAMA
©All rights reserved.

DP2 Merrill トラブル。 1コマ撮影モードなのにシャッターが勝手に2回連続で切れる

突然ですが、DP2 Merrillのシャッタートラブルに見舞われています。シャッターを押すと勝手に2回連続で切れてしまうんです。最初は「気付かないうちに連写モードになっちゃったのかな?」と思いましたが、設定は1コマ撮影モードで間違いない状況。もしかしてブラケット撮影がオンになってるのか?とも疑いましたが、こちらも異常なし(というかブラケットONでも1コマ撮影モードであればシャッターは毎回押す仕様)。どうやら設定の問題ではなく何らかの不具合が発生しているようです。

ちなみに私はブレ防止のためにシャッターを全押しした後はしばらく(=シャッターの駆動が完全に終了するまで)押したままにするクセがあるのですが、この押し方をすると高確率で勝手にシャッターが2回連続で切れます。一方、シャッター全押しの後すぐ指を離すような押し方の場合、このトラブルが発生する確率は下がります。

ここでふと「連写モードにしたらどうなるのだろう?」と思ったので、連写モードにしてシャッターを押してみらた、なんとビックリ!今度はカメラがフリーズしてしまいました。どうやらシャッター機構およびソフト面でも何かおかしなことになっているようです。ということで、このままだと使い勝手がわるいので、カスタマーサポートへ点検・修理に出す予定です。

Ernst Leitz Wetzlar Viewfinder SBOOI - Leica 50mm 等倍 ビューファインダー

SIGMA DP2 Merrillで撮影をする時、ファインダーがほしい状況がままあるので、外付けファインダーを入手しました。当初はシグマ純正の「VF-21」を検討していましたが、調べても仕様がよくわからないし、価格も高いので早々に却下。ライカかフォクトレンダーの物を購入しようと検討を進めましたが、両社共にDP2 Merrillの画角(35mm判換算:45mm)に近いビューファインダーは生産が終了しているので、中古で状態が良さそうなものを探し、最終的にライカのSBOOIに決めました。

このビューファインダーは、半世紀以上前(初期型は1951年~)にそれまでのバルナック型ライカの弱点であった窮屈なファインダーを補うために発売されていた物で、とても古い製品ですが、視界は明るくクリアで、ファインダー倍率が等倍なため、まるで目の前の光景にブライトフレームが浮かびあがっているように見える独特なフィーリングが特徴です。

ちなみに、DP2 Merrillはレンズの取り付け位置の関係でアクセサリーシューがボディの端にあるため、必然的にビューファインダーの位置も端になります。結果的に、少し鼻がボディの側面と干渉するものの、M型ライカのレンジファインダーを覗く時のように右頬をボディの背面に押しつけてホールドする事が可能なので、常に安定したフォームを保つことができます。むしろM型ライカのアクセサリーシューに乗せて使う時よりも使用感は良い印象を抱きました。

現在DP Merrillシリーズを使った「THE VISION」という作品を撮影していますが、作風の性質上、背面液晶のライブビューではシャッターを切るタイミングの判断が難しく、半ば偶然に頼っているところがありましたが、このファインダーがあれば私がこの取り組みに求めている瞬間を捉えるチャンスが増えそうです。とても気に入ったのでDP3 Merrill用に75mmのビューファインダーも購入することにしました。


SIGMA DP2 Merrill + Ernst Leitz Wetzlar 50mm Viewfinder SBOOI

1× Godox V850 clip-on flash

Photography by KATSUHIKO WAKAYAMA
©All rights reserved.

THE VISION - DP2M0583


THE VISION
JAPAN. Tokyo. Nakameguro. 2014.

Photography by KATSUHIKO WAKAYAMA
©All rights reserved.

THE VISION - DP2M0573


THE VISION
JAPAN. Tokyo. Nakameguro. 2014.

Photography by KATSUHIKO WAKAYAMA
©All rights reserved.

THE VISION - DP1M0351


THE VISION
JAPAN. Tokyo. Shibuya. 2014.

Photography by KATSUHIKO WAKAYAMA
©All rights reserved.