ライカM(Typ240)用 マルチファンクションハンドグリップMを入手

FUJIFILM X20 / f5.6 1/125sec iso100

発売延期に次ぐ延期で「いつ手元にくるのやら?」と思っていたライカM(Type 240)用のマルチファンクションハンドグリップMが入荷したとの連絡を受けたので時間をつくってライカショップへ。ついでにAPS-CコンパクトのライカX2、中判デジタル一眼レフのライカS2も触ってきましたので、それぞれの感想を綴ります。

マルチファンクションハンドグリップM

まずはハンドグリップ。従来のM型ライカ用ハンドグリップは不格好な丸棒を取って付けたような見た目で、握り心地もイマイチなため大層不満に感じていましたが、M240用のハンドグリップは、見た目、握り心地ともに良好です。M型ライカは、その美しいフォルムと引き換えに指掛かりが一切無く握力に頼ったホールディングを余儀なくされるボディ形状ですから、そのホールド性は飛躍的に向上すると言っても過言ではありません。ブレ防止や疲労軽減などの恩恵も含めて、撮影体験の質をグッと向上させてくれるアクセサリーだと思います。さらにこのグリップは「マルチファンクション」という名称の通り、USBや外部ストロボ、リモート電源などのソケット類やGPSモジュールもついているので写真撮影の楽しみが広がりますね。

LEICA X2

次にLeica X2。APS-Cセンサーのレンズフィックス型で、35mm判換算35mm付近の単焦点レンズが搭載されたハイエンドコンパクトというと、実はこのLeica X2とFUJIFILM X100Sしかなく、さらに「ポケットに入るサイズ」という条件を追加すると(そうは言ってもギリギリですが)Leica X2しか残らないことに気づき、俄然興味が湧いてきました。ちなみに、これまでも何度か触ったことはあるものの興味が薄かったため「ま、こんなもんだよね」という印象でしたが、改めて向き合ってみて初めてこのカメラの魅力に気づきました。

最も素晴らしい点はやはりこのコンパクトさで、このカメラがあれば私の主要な焦点距離である35/50/75をそれぞれ35mm=X2(※正確には36mmですけど)、50mm=Mモノクローム、75mm=M240に担わせて、レンズ2本、M型ボディ2つ、コンデジ1つという軽量な基本システムを組むことができます。写りについても各所で見られる実写サンプルを見るに作品作りにも耐えうる品質(X100Sのフジノンも好きですが、X2のエルマリートの方が好み)。操作も想像していたよりやりやすくて、ちょっと本気で欲しくなっていたのですが、ファインダーの無いカメラで23万ドットの液晶モニターを頼りにピント調整をするのは難儀しそうだなと思ってしまい、結局は購入に踏みきれませんでした。AFに頼りきるつもりなら全然オッケイだと思うのですが、そこまで割り切れないので次期モデルを待つことにします。

LEICA S2

最後にLeica S2。M型同様、ナンバリングをやめて現在は「ライカS」という名称でラインナップされている中判デジタル一眼レフカメラのSシリーズ。ショップに展示されていた1世代前のS2(バッファが増えた以外は現行Sと殆ど同じらしい)を触らせてもらいましたが、いやはやこのカメラ、お金があったら欲しいです。中判フォーマットというとボディが大きいイメージがありますが、ライカS2は一般的なデジタル一眼レフの中級機と大差なくかなりコンパクト。レンズは70mmのズマリットSがマウントされていましたが、キヤノンの1D Xや5D Mark II+大口径レンズに慣れ親しんできた身としては全然問題ないサイズ感でした。この取り回しの良さで中判フォーマットの高画質が楽しめるなんて素晴らしいですね。AFやシャッターのレスポンスも機敏な印象で(レンズがデカイためAFするとキュイキュイ!っという駆動音がしてましたがこれがなかなかの快速)、気持ちよく写真が撮れるカメラという印象を受けました。最近はめっきり一眼レフから遠ざかっていますが、次に一眼レフを買うときはライカSに行きたいと思います。

Photograph by KATSUHIKO WAKAYAMA
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城ヶ島北部の荒屋 Leica M Monochrom

城ヶ島北部の荒屋、ガラス窓に映り込む私
Leica M Monochrom; SUMMILUX-M 35mm f/1.4 ASPH.
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荒崎公園 - 潮風の丘の下 Leica M Monochrom

荒崎、潮風の丘の下で磯遊びをする親子
Leica M Monochrom; APO-SUMMICRON-M f2/90mm ASPH.
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荒崎公園 - 弁天島 Leica M Monochrom

荒崎の光景 〜弁天島〜
Leica M Monochrom; APO-SUMMICRON-M f2/90mm ASPH.
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荒崎公園 - 鳶 Leica M Monochrom

荒崎上空を舞う鳶
Leica M Monochrom; APO-SUMMICRON-M f2/90mm ASPH.
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荒崎公園 - 浅瀬 Leica M Monochrom

荒崎の浅瀬
Leica M Monochrom; APO-SUMMICRON-M f2/90mm ASPH.
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荒崎公園 - 磯で遊ぶ人々 Leica M Monochrom

荒崎の磯で遊ぶ人々
Leica M Monochrom; APO-SUMMICRON-M f2/75mm ASPH.
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荒崎公園 - 相模湾の様子 Leica M Monochrom

荒崎から望む相模湾
Leica M Monochrom; APO-SUMMICRON-M f2/90mm ASPH.
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荒崎公園 - 相模湾を航行する船 Leica M Monochrom

相模湾を航行する船
Leica M Type 240; APO-SUMMICRON-M f2/90mm ASPH.
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荒崎公園 - 帰り支度をしている二人 Leica M Monochrom

荒崎、帰り支度をしている二人
Leica M Monochrom; APO-SUMMICRON-M f2/90mm ASPH.
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荒崎公園 - 風と太陽の方角 Leica M Monochrom

荒崎 - 風の方角、太陽の方角
Leica M Monochrom; APO-SUMMICRON-M f2/75mm ASPH.
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荒崎公園 - 潮風の丘 Leica M Type 240

荒崎公園、展望デッキから望む潮風の丘。荒々しい磯と岩礁、広がる相模湾。
Leica M(Typ240); SUPER-ELMAR-M 21mm f/3.4 ASPH.
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