Canon EOS 6D レビュー


先日のエントリーで購入を決定したEOS 6Dが到着したので、桜が咲いている近所のお寺へ試写に行ってきました。今日の撮影で色々とこのカメラについて思った事がありますので、語ってみたいと思います。

6Dのボディサイズ

実際に使ってみてまず感じたのは、EOS 6Dは本当に軽いということです。普段使っている5D Mark IIや1DXとは比べるまでもありません。”軽さは性能”とはよく言ったもので、この軽快さが体力の消耗を軽減し、集中力を持続させてくれるような手応えを感じました。これは最終的な写真のクオリティにも影響を与えるファクターで、非常に重要なポイントです。

ただ、今回使ったレンズがEF70-200mm F2.8L IIやEF24-70mm F2.8L IIなどの重量級だったため、フロントヘビーで取り回しはイマイチでした。世界最小・最軽量の恩恵を最大限に受けるためにはもっと軽量なレンズを使うべきですね。F4 IS付きの24-70が欲しくなってしまいました。

6DのAF性能

6DのAFは中央が非常に優秀です。F5.6対応のクロス測距とF2.8対応の縦線検出測距が採用されており、-3EV(f1.4 15秒 ISO100で標準露出になる暗さ)でも検出が可能です。しかし、その他の10点はちょっと期待はずれ。今回は70-200にエクステンダーを装着した状態で使用したので、他のレンズだと違うかもしれませんが、中央以外の測距点ではちょっと光の条件が悪いと、無限遠までグヌ〜…っと一往復して戻ってきたところでやっと合焦するといった鈍足ぶりがよく見られました。この感じだったらピント面の管理がシビアな近接撮影以外では中央でフォーカスロックした方が効率が良いです。

6Dの操作性

操作性には1点文句があります。マルチコントローラーです。やっぱこれは使いづらいですね。私はマルチコントローラーによるAFフレームのダイレクト選択をONにして撮影中多用しますが、左目が効き目なため、接眼時にマルチコントローラーを使おうとすると親指が顔に干渉して操作にストレスを感じます。これはカメラを顔から少し浮かすなどの工夫で回避できますが、まだ慣れていないので少々面倒です。

ちなみに細かいことを言うと、この使いづらさはサブ電子ダイヤルと一体化しているのが原因というわけではなく位置の問題なので、右目接眼の方はさして問題に感じないかもしれません。ただまぁマルチコントローラーは独立してる方が良いに決まってますよね。個人的に「Q」ボタンはいらないので、あの位置に独立して設置して欲しかったです。

6Dのシャッター

シャッターフィーリングはとても静かですね。優しく軽やかな印象です。このカメラの静音モードは極めて静粛ですが、通常モードもとっても静か。これはシャッターフィーリングに刺激的な快感を求める方には地味すぎて物足りないでしょうが、私はとても気に入りました。6Dなら静かにしなければいけない場面でも周りの人に与える影響(=シャッター音という名の騒音)は最小限で済みそうです。

6Dのファインダー

スッキリしていて見やすいです。視野率は97%ですが、小型化・低価格化とのトレードオフですし(といってもNikon D610は100%ですけど)、画素数が2020万もありますので、気に入らないものがフレームに写り込んでも、少しの補正や数%のトリミングで済むので許容範囲です。

今日使ってみて感じたのはこんなトコロですが、6Dの目玉機能であるGPSやWi-Fiは別の機会にまたレビューしたいと思います。ちなみにWi-Fiを利用したEOS Remoteはちょっと試しましたが、これは便利ですね。屋外で自分も含めた家族写真を撮る時に大活躍しそうです。

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